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リフォームの職人を養成したい

2017/1/31
日々思うこと

昨年末の本ブログで、当社がリフォーム事業も展開していることをご紹介いたしました。ガス事業で培った配管工事の技術をもとに、システムキッチンやユニットバスなど水回りのリフォームを行っています。

 

しかし一般に「リフォーム」という言葉から多くの形がまず思い浮かべるのは、住宅そのものの作りを変えたりする大がかりなリフォームでしょう。残念ながら当社は現時点では、そういうリフォームに、社員で対応できる者がおらず、当社協力業者の外部人材の活用でお客様の要望にお応えしています。リフォーム技能を持つ職人を雇う方法もありますが、熊本地震からの復興や東京五輪などのニーズも重なり、実際には難しいでしょう。そこで社員にリフォームの技能を身につけさせ、社内で職人を養成したいと思っております。

 

悩みの種は、リフォームの職人を養成してくれる教育機関がないことです。家庭用の太陽光発電システムが登場した時は、パネルメーカーが講座を開設し、販売代理店のスタッフ向けに電気工事のノウハウを伝授してくれました。そのおかげで当社も現在太陽光発電システムの販売が可能になっているのですが、残念ながらリフォームに関してはそのような教育サービスがないようです。

 

昨年「愛エネハウス」を建てたときに分かったのですが、今の住宅はまるでプラモデルのように組み立てることが可能です。素材はすべて指定の大きさにカットされて届けられるため、のこぎりを駆使して作るようなイメージではなくなっています。もちろんそれだけでリフォームが完結するわけではなく、現場に応じた細かい加工は必要で、その部分は現場経験を積まないと身につきません。その経験を積ませてくれる教育サービスの登場を期待しています。

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