電気自動車でオフグリッドを実現する
2018/6/12
日々思うこと
愛エネハウスは現在、大型の太陽光発電システムと蓄電池、そしてバックアップ用のガス発電機で、電力を自活できる仕組みが整っています。電力会社の電力網から切り離した「オフグリッド」を実現できているわけですが、弱点は雨期などに補助として動くガス発電機が発する音が少し大きいことです。そこでガス発電機の代わりに、夜間や雨期の予備の電池として日産の電気自動車「LEAF」のバッテリーを使えないかと考えています。
LEAFが搭載するバッテリーの容量は、初代モデルでも24kWh、最新モデルで40kwhと、家庭用の蓄電池として見るとかなり大きな部類で、家一軒の電力をまるごとまかなえるレベルです。
(ちなみに愛エネハウス自体の蓄電池の容量は22.4kwhです。)
これを愛エネハウスにつなぎ、太陽光で発電した昼間の有り余る電気を貯めて、夜間や雨期にその電気を予備として使えるようにしようというわけです。もちろん普段は自動車として使うこともできます。
太陽光発電によって電気を余すことなく自家消費に向ける手段としては、今は蓄電池を組み合わせるのが一般的です。しかし家庭用の蓄電池は、容量や価格面でまだこなれているとは言えません。むしろLEAFなどの電気自動車が搭載するバッテリーの方が、自動車そのものの機能も合わせて考えると現実的です。また、「太陽光で発電した電気でクルマを走らせる」というイメージは非常に分かりやすく、お客様にも受け入れられやすいでしょう。
活用するLEAFは中古車を考えていますが、それでも十分だと思います。日産さんとは過去にイベントでコラボした経験もあり、人的なつながりもあります。そのつながりを生かして、愛エネハウスとLEAFの組み合わせから新たな知見を得るのが目標です。
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