NEXT STAGE 未来のあり方、進むべき道

2017年頭のご挨拶

2017/1/1
日々思うこと

あけましておめでとうございます。旧年中は多くのお客様、お取引先様に大変お世話になりました。2017年も引き続き和泉プロパンをご愛顧いただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

2017年、和泉プロパンは「原子力発電のツケを払わない電力の獲得」をテーマに、太陽光発電システムをはじめとしたエネルギーミックスをお客様にご提案していきたいと考えております。

太陽光発電など再生可能エネルギーの固定買い取り価格が継続的に引き下げられる一方で、原子力発電の再稼働の気運が高まるなど、再生可能エネルギーには逆風が吹いています。しかしそうした傾向が見られるのは日本だけで、グローバルで見ると再生可能エネルギーは拡大を続けているのが現実です。

その傾向は、再生可能エネルギー普及はむしろマイナスの影響を受けそうな産油国でも同じです。アラブ首長国連邦のドバイでは、2050年までに電力の75%を太陽光など再生可能エネルギーでまかなう計画をかかげており、メガソーラー(大規模太陽光発電所)からの買い取りを積極的に拡大させているそうです。石油で財政が成り立っている国でも、いずれ石油に依存できなくなる時代を考えて、再生可能エネルギーの普及に努めているのが実情なのです。

日本では福島第一原発の廃炉費用が膨大になることが分かり、それが一般の電気料金に上乗せされる方針が明らかになりました。他の原発も耐用年数を迎えると同様に廃炉費用がかさみ、やはり電気料金に上乗せされるでしょう。つまり電力会社の電力に依存する限り、原発のツケを払わされ続けることになり、長期的に電気料金の上昇は避けられません。

当社は太陽光発電に蓄電池やガス発電などを組み合わせ、エネルギー的に独立した「愛エネハウス」を昨年春に完成させ、電力会社の系統電源に頼らない生活の実証実験を行っています。そこで得られた情報も踏まえながら、原発の影響を受けないエネルギー自給自足生活の確立と提案を進めていく方針です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
カテゴリー
トップへ戻る