NEXT STAGE 未来のあり方、進むべき道

愛エネハウスを利用した社員研修

2017/1/31
取り組み

昨年オープンした実証モデル住宅「愛エネハウス」では、電力会社の系統電源から切り離したエネルギーの自給自足の可能性を実験しているところですが、その他に社員の研修にも利用しています。社員を家族と共に一泊させ、エネルギー自給自足の生活を体験してもらい、その経験を今後のエネルギー販売に生かすことを目指しています。

 

愛エネハウスへの宿泊研修では、泊まる社員に2つ課題を与えています。一つはガスコンロで『おいしいごはんを炊くこと』、もう一つは「ガスコンログリルのレシピ-かんたんグリル料理にチャレンジする」です。

 

ガスコンロでの炊飯は、実はガス事業を手がける当社の社員でも経験のある者は少ないようです。みんな電気炊飯器に慣れてしまっているために、どうやればガスの火でご飯を炊くことができるか知らないようなので、課題の一つに設定しました。

 

ガスの火で炊いたご飯は間違いなくおいしいです。電気炊飯器よりも鍋全体を加熱しやすく、鍋の中で対流が起きて米に熱が伝わりやすいからではないかと思います。今のガスコンロは炊飯のためのモードを用意しているため、面倒な火加減の調整も不要です。電気炊飯器より短時間で炊けるという利点もあります。

 

そういうメリットをお客様に提案している身でありながら、当の本人がガスコンロでの炊飯経験がないようではいけません。太陽光発電システムでもそうですが、当社は何においてもお客様に提案する前にまず自分が体験し、その価値を身をもって理解するようにしています。研修を通じて、社員はガスコンロのメリットを再確認し、お客様にさらに自信を持って提案できるようになったのではないかと思います

 

もう一つの課題「グリルを使って調理すること」も、グリルは魚を焼くこと以外にも使えることを社員に理解してもらうために設定したものでした。研修の報告書からは、社員がグリルを使っていろいろなメニューに挑戦したことが読み取れます。そのユニークなメニューは、追ってご紹介したいと思います。

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