当社は昨年末の11月21〜22日、「暮らしのエコエネフェア2014」を地場産くるめ展示場で開催いたしました。ご来場いただいたお客様、誠にありがとうございました。2日間で約1100組、3000人以上のお客様にご来場いただきました。改めてお礼申し上げます。

毎年行うこの展示会は、当社が全社を挙げて展開する一大イベントです。準備は8月に始まり、9月には全社員が1泊2日の合宿研修を行います。太陽光発電システムを担当する新エネルギー推進課だけでなく、ガスや建築の営業部門、さらには普段表に出ることのない事務員まで含めて全社員が、この展示会では前線に立つためです。社員はお客様との接し方や商品知識などを合宿の場で再確認し、展示会に挑みました。

私たちは全社員がお客様に直接向き合うことにこだわります。そのため、展示会に際し太陽光発電パネルのメーカーに営業の応援を要請することは、敢えてしませんでした。メーカー担当者が間に入ってしまうと、お客様への提案は太陽光発電を前提にしたオール電化に偏ってしまう可能性があるからです。

当社が推進するのは、太陽光発電だけでなくガスや燃料電池なども合わせた最適なエネルギーミックスの提案です。客観的な立場からベストな組み合わせを考えてお客様にご提案するには、一つのメーカーの意向だけに縛られてはいけません。

展示会に備えた合宿研修など全社員をセールスパーソンにするための教育には、それなりのコストがかかり、また現場にも仕事のやり繰りなどで負担をかけることになります。しかし適切なご提案をするためには欠かすことのできないものなのです。