当社のガスをお使いいただいているお客様には、ガスを安全にご利用いただくために、24時間の見守りサービス「愛ガスシステム」を提供しております。ガスを一定時間以上消費し続けている状態をメーターが検知すると、ガスがどこかで漏れている可能性が考えられるため、警告音を鳴らしてお客様にお知らせします。それでもガスの消費が止まらない場合は、強制的にガスの供給を止めて当社のセンターに通知が来る仕組みになっています。

通知をいつでも受けられるように、当社のセンターは24時間体制をとっています。ガスの使用量を計る自動検針の機能も持っており、保安業務だけでなくガス販売というビジネス自体にとっても、重要なシステムと言えます。約3000件ものお客様にこのシステムをお使いいただいているため、ガスの使用状況を送信する通信の技術が変わったりするときの対応は大変なのですが、お客様の安全を確保するために維持管理を続けています。

ガス漏れの可能性がある時に警告音が鳴ったり当社のセンターに通知が来たりすると言っても、実際に漏れているというケースはこれまでほとんどありません。実際にあったのは、コンロで筍を長時間煮込んでいたというケースや、風呂を流しっぱなしにしていたというケースなどです。

ただこれからの季節、台所で使用した殺虫剤がガス検知機に反応してしまうということがまれにあります。殺虫剤の中にはLPGが含まれていることがあるからです。検知機の近くで殺虫剤をまいた場合、警告音が鳴るかもしれませんが、あわてずに対応していただければと思います。