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ガスボンベのデザインが野暮ったい理由

プロパンガスのボンベというと、ねずみ色の野暮ったいデザインのものを想像される方が多いと思います。これは実は国の規制によるものです。表面の3分の1以上をこの色で塗装し、さらにガス供給元の住所などを記載することが求められています。

逆を言えば、3分の2はこのねずみ色で塗る必要はなく、自由に使うことができるわけです。当社も以前、3分の2のスペースを使って、当社のキャラクターである「アイガス君」をあしらったこともありました。しかし一般には、全面ねずみ色のボンベのイメージがあると思います。

保安のためにこうした色が指定されているのですが、ボンベの安全性も格段に高まった今、そろそろこの規制をなくして自由化してもいいのではないかと思います。なにしろこの外観はあまりに無骨過ぎて、いまどきの家のデザインにマッチしません。ガスを利用したくても、この外観のためにためらう人もいるでしょう。

もちろん安全は何よりも優先されるべきことですが、デザインについてはもう少し自由度を高めてもいい時期に来ていると思います。その方が、最適なエネルギーミックスを実現したい消費者の期待にも応えられます。

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