なんでもまず、自分で実感してみる
何か新しい事業にチャレンジする際、当社は必ず「まず自分で実感してみる」ことをポリシーとしております。年頭の挨拶でお知らせした住宅建築事業はその典型ですが、1990年代半ばに太陽光発電システムの事業を始めた時も、最初に自ら設置して使うことが第一歩でした。
太陽光発電システム事業に乗り出すことを決めた1994年当時、家庭用の太陽光発電システムは3kWで約600万円もしました。現在の価格が●kWで約▲万円ということを考えると、とんでもなく高いものだったことが分かると思います。
しかし当時は私たちはおろか、太陽光発電パネルを販売するメーカーさんでさえもビジネスモデルを模索している段階でした。業界全体がどうすれば太陽光発電システムという事業が成り立つのか、分からないまま動き出しているのが実情だったのです。そういう業界に身を投じるなら、高くても多少なりは自腹を切る必要はあると考えました。
1995年夏、私は自宅の屋根に5KWの太陽光発電システムをつけました。安くはない費用でしたが、その時に設置者側、ユーザー側双方の立場で体験したことが、現在の当社の太陽光発電システム事業の基盤になっているのです。
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