5kWの太陽光発電で必要な電力すべてまかなえる
先日、テレビであるニュースキャスターが、自宅に取り付けている太陽光発電システムで、必要な電力をすべてまかなっていると話していました。彼は10年ほど前から自宅で太陽光発電を行っているとのことで、その発言には説得力がありました。
一般家庭が1年間に消費する平均電力は、5500kWh程度と言われています。一方、1kWの太陽光発電パネルが1年間に発電する電力量は、福岡の気象条件の場合で1027kWhになるというデータも出ています。
つまり5kWのパネルがあれば、自宅で必要とする電力はほぼまかなえる計算になるのです。当社が現在販売している家庭用の太陽光発電システムも、5kWのものが中心です。テレビでニュースキャスターが話していたことは、的を得ていると言えます。
前回の記事で、売電ではなく自家消費による電気代節約で太陽光発電の投資回収を行うという考えをお勧めしました。それは既に現在の家庭用の太陽光発電は、家庭で必要な電力をすべてカバーできる能力を備えていると言えるからなのです。
もっとも太陽光発電システムは、夜間や雨天時は発電ができないので、それを補うものが必要になります。現時点でその有力な手段は蓄電池になるでしょう。以前は蓄電池は高価で家庭での導入は非現実的とも言われてきましたが、今はかなり改善されてきました。この辺のことは改めてご紹介したいと思います。
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